放射性物質がもたらす影響、子どもへの危険性について

不安そうな子供

3.11の震災以降、原発に対する世間の意識は大きく変わってきました。それと同時に放射性物質の人体への危険性や自然環境に与える悪影響について今まで以上に注目されるようになったといえるでしょう。

放射性物質によってどういう影響や被害が出るのか、被ばくとは何なのかといった点について詳しく見ていきます。

放射線の人体への影響

放射線を浴びている女性のイメージ 放射性物質から放たれる放射線は人体の「遺伝子(DNA)を切断する」という特徴があります。通常、人間の細胞は自動的にDNAを修復する働きをもちます。例えば、日焼けをしたときに皮膚細胞のDNAが破壊されますが、紫外線であれば力はそれほど強くないので時間が経てば皮膚細胞のDNAもやがて回復します。しかし放射線は紫外線と違って浸透力が強いので、細胞の奥深くまで入り込んでDNAそのものを切断してしまいます。

とはいえ、少量の放射線であれば細胞の本来の回復機能によってDANは修復されます。問題はDANの修復機能が働かなくなるほどの多量の放射線を浴びてしまうときです。多量の放射線によって根本からDNAが切断され、もはや修復が追い付かなくなるほどになってしまうとさまざまな病気が発生したり、臓器そのものが死んでしまったり、身体に甚大な影響が出てきてしまうのです。

被ばくとは

人体が放射線を浴びることを「被ばく」といいます。被ばくには「外部被ばく」と「内部被ばく」の二種類があります。患者

外部被ばくは人体の外にある放射性物質から放射線を浴びることをいい、内部被ばくは呼吸や飲食、皮膚などから入った放射線によって内側からその影響が出ることをいいます。どちらの場合でも、放射線の量やレベルによって人体の細胞やDNAに多くの障害が起こるようになりますが、内部被ばくは外部被ばくよりもその影響が大きくなります。なぜなら内部被ばくは紫外線のように外から受ける形ではなく、既に放射性物質が体内に入り込んでしまっている状態なのでその悪影響を免れないからです。

被ばくの影響は放射線の量によって違いが出てきます。急激に多量の放射線を浴びると「急性障害」となり、3ヵ月以内にさまざまな障害が発生します。場合によっては10日も経たないうちに命を落とすケースもあります。命はとりとめたとしても、白血球やリンパ球の減少、脱毛、潰瘍、皮下出血、下痢などの症状が徐々に現れます。浴びる放射線の量が少ないものの、半年から一年後にガンなどの病気が発生するケースを「晩成性障害」といいます。

子どもへの影響

子供 お子さんのいるご家族にとっては子どもへの影響というものがやはり気になるところです。実は被ばくの影響力は大人と子どもでは大きな違いはありません。ひとつだけ違いがあるとすれば子どものほうが甲状腺ガンになりやすいということです。大人の場合、放射線は甲状腺へ大きな影響を及ぼしませんが、子どもや乳児は甲状腺への影響が大きくなります。

子どもへの放射線の影響という点では、妊娠中の胎児への影響のほうが甚大になります。妊娠している本人の生殖細胞が被ばくしたとき、被ばく者だけでなく被ばく者の胎児への遺伝的影響で障害(ガンなど)が強く出やすいのです。もしも胎児そのものが被ばくしてしまうと極めて高い確率で出生前または出産後に大きな影響が出ます。出生前に死亡してしまう、奇形児になってしまう、発達障害、精神遅滞、既にガンを発症しているなど、さまざまな症状が出ます。

まとめ

胎児期は細胞増殖が盛んな時期であり、それだけ放射線の影響が強く出やすいといわれています。そのため大人と同じ量の放射線を胎児が浴びてしまった場合、大人よりも何倍もの影響で強い障害が出やすくなります。この点を踏まえると細胞増殖が盛んな胎児をお腹に宿している妊婦は、たとえ微量であっても放射線の影響を常に考えながら食生活を考えていく必要があるということがいえるでしょう。とりわけ食べ物、飲み水には注意したいところです。

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放射性物質は人体のDNAを破壊することによってさまざまな悪影響をもたらします。実際に被ばくしたときにどんな症状が起こるのか、また放射能物質が子どもに与える影響などをご紹介します。